【この世界の片隅に】感想とあらすじ





この世界の片隅に

評価:⭐⭐⭐⭐⭐



制作費の大半がクラウドファンディングであったことや、主人公のすずの声優が女優「のん」さんであることからも話題となった当作品。
2011年北川景子さん主演でドラマ化もされています。


あらすじ


1943年(昭和18年)18歳のすずに突然縁談が持ち上がる。
良いも悪いもわからぬうちに呉へ嫁ぐこととなり、そこで海軍勤務の文官・北條周作の妻となった。
夫の両親はやさしく義姉はちょっぴり怖く、その娘の晴美はおっとりしていてかわいらしい。
配給物資が少なくなっていく中でも、すずは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、時には大好きな絵を描き、日々の生活を積み重ねていく。
1945年(昭和20年)呉は空襲にさらされ、すずの大事にしていたものが奪われていく。



感想

戦争は恐ろしいというだけでなく日常の生活があって。
主人公の心の機微や当時の様子が丁寧に描かれていて、祖父母はこんな感じで過ごしていたのだろうかと思わずにはいられません。
ほんわかとした広島弁のすずの声が心地よく、すべての世代の人におすすめしたい何度も見たくなる映画です。








また、2019年12月には続編の「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」では、いくつかのエピソードが追加されて公開されました。
こちらも近々見てみようと思います。




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